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「美しい国」よりも「美しい街づくり」が優先する! |

○ 9月20日・27日、10月4日(いずれも水曜日)、東京・港区生活安全・環境美化協議会のとりくみとして、清掃活動の呼びかけがあったので、この種のボランティアへ継続的に参加している自分としては、すすんで参加することにしたのです。
○ 新橋駅出口近辺では、集合場所へ着いたらお祭りのような賑わい、町会を中心に地域住民から想定をこえる人数の応募があったようで、私の出番ではないかも知れないと思ったけれど、主催者によるグループ分けの指示を待ち、自分は第一ホテル周辺の清掃活動をしました。ホテルへ向かうガード下周辺には、大衆酒場の密集地らしく、たばこの吸い殻の他に焼き鳥の串、爪楊枝、割り箸などが目につきました。第一ホテルは老舗のホテルですが、別館(アネックス)を建てた頃から業績が悪化し、たしか経営陣が変わったと記憶しています。
○ かえりみれば、私の新橋駅初体験は牛丼の吉野家でした。18歳で上京し、学生寮の同級生たちと「250円」の牛丼を食べに出かけたのです。駅前右手にあった吉野家は、かなり以前に閉店したが、私にとって現在でも新橋駅ガード下にある牛丼の「げんき」は懐かしく、年に2〜3回は必ず食べたくなるし、友人・知人との待ち合わせもSL前であることが多いのです。そんなことを思い出しつつ、清掃活動を終えたのですが、秋晴れの暑い朝、携帯電話のカメラで写真を撮る時間も忘れ、いい汗をかきました。
○ 27日の田町駅西口近辺での清掃活動等は、雨天のため順延となりました。
○ 10月4日、私の参加したグループの担当は大門周辺の清掃活動でした。大きな通りから一歩路地に入りますと、都会の喧騒とはほど遠い早朝の静けさです。たばこの吸い殻は、それほど落ちていませんでしたし、小料理屋さんなどの飲食店が店先をきれいにしておく、という風習が根付いているのだと感じました。

○ スタンド灰皿も、お店の入口近くにさりげなく設置されており、お客さんはもちろん通行人にも配慮した心配りが行き届いています。一方、1階に飲食店を持つアパートの裏手には、灰皿がわりに水の入ったバケツが置いてあり、あふれんばかりの吸い殻、バケツの周りにも吸い殻が散乱し、火災発生を危惧させるような状態でした。たばこが法律上で認められた商品として、市場で販売され、たくさんの愛煙家が存在しているのに、吸える場所が急激に規制されていることによる弊害が目につくようになりました。

○ たばこ消費税の一部を使用し、分煙環境の整備を推進している港区でさえ、このような状態にあるのですから、販売されているたばこの数量と喫煙場所のアンバランスが、これ以上ひどくならないような、冷静で妥当性のある政策と同時に喫煙者のマナー向上も不可欠になっていると痛感しました。
○ そうこうしているうちに、路地からふっと空間が広まり、芝大神宮の境内に出ました。大門はご存知のとおり、増上寺へ至る門なのですが、まさかこんな所に芝大神宮のような神宮があるとは思ってもいませんでした。ついでに、ちょっとした参拝をしたのですが、もし清掃活動に参加しなかったら、芝大神宮を見ることさえできなかったと考えれば、これも「早起きは三文の得」なのでしょうね。
○ というわけで、むし暑い仲秋の朝、町会・自治会等の区民、周辺に事業所をもつ企業および区職員等の地道なとりくみが確実に広がっていることを実感し、たばこをこよなく愛する人間としては、これからもボランティア活動に参加したいと思ったのです。活動終了後に参加者へのお礼として区からの記念品をいただきましたが、飲み物はJTの「緑茶の極」でした。なお、今回のとりくみでは、「美しい国」より「美しい街づくり」が大事という主催者代表の挨拶が記憶に強く残りました。
○ ちなみに、近々、私の地元でも5月末に雨天中止となった「近隣のゴミ拾いと駅前のガムはがし」活動をすることになっています。たばこの吸い殻も目立つのですが、「ゴミの一つにすぎない」という認識に加え、「始末の悪い路面に付着したガムを手作業ではがし、きれいな駅前にしましょう」という私たち自治会の発想に共感し、毎年、積極的に参加しており、今年も楽しみにしているのです。
