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過剰なアルコールへのアレルギー反応 |

◎ この3か月余り、私がお酒を飲んだのは数回しかない。減量をかねた体質改善にとりくんでいるからだ。なぜ、お酒と減量が関連しているかといえば、あくまでも私の個人的な事情による。元々、下戸である自分はお酒を飲むと食欲が増進し、おつまみを人よりも多く食べ、帰路の新幹線車中でも菓子類と清涼飲料を飲み、あげくの果てに帰宅してからも冷蔵庫をあさるような習慣があった。亡き母は糖尿病を患っていたし、3歳年上の次兄も去年から糖尿病の治療を続けているので、糖尿病になりやすい家系である。今春の健康診断でも、昨年と同様に「境界型・糖尿病」という結果だった。
◎ 昨年秋ごろから自覚症状もあったので、さすがに「これはまずいぞ!」と思った。再検査の前に、自分で努力できることはやってみようと決め、「間食をせず、お酒も原則は飲まないことにし、意識的に身体を動かす」ことにした。3か月が経過し、今のところ順調に進行しているが、油断は禁物なのである。今後のこともあるので、医学関連のWeb上で調べてみたところ、私の試みは的(まと)を得たものだった(注)。そこで再認識させられたのは、自分にとってアルコールが毒(アレルギー体質、肝脂肪の引き金)であり、通常の人に比べて、少量のアルコールでも大きな打撃を受ける、ということだった。思いおこせば19歳の夏、キャンプをしていたとき、急性アルコール中毒で苦しい目にあっている。
◎ その証拠に、お酒を飲み始めた若い頃と同様、身体全体に斑点が出る。掲載した画像は、つい先日のことであり、ビールを小さなコップ1杯飲んだ直後である。これまでの20年ほど、下戸のもかかわらず酒宴の機会が多く、最低でも週に3〜4日は、生ビールなら中ジョッキ1杯、日本酒なら1合、チューハイで中ジョッキ1杯ぐらいは飲んでいた。そのうち、アルコールへの急激な反応も少なくなり、調子のいいときは自分で決めていた定量の2倍ぐらいは飲んでいた。それが、先日、久しぶりにビールを口にしたら、あっという間に劇的な反応を示したのである。

◎ 全身がみるみる真っ赤になり、しかも腕にはくっきりと幾つもの斑点が浮かび上がったので、カミさんも驚いていたが、逆に考えれば「体質が、お酒をほとんど飲まなかった若い頃に戻ってきた」と、私は前向きに受け止めたのである。肝臓に蓄積していた脂肪が減少し、体内に入り込んだ少量のアルコールに対して、肝臓が敏感に反応したに違いない。酒宴でお酒を飲めないのは手持ち無沙汰だし、楽しいものではないけれど、自分の健康のためであり、今後とも慣れていくしかない。というわけで、来月に予定している再検査に向け、明るい兆しに期待しながら、日々の生活を過ごしていこうと思う。
(注)2001年アメリカで発表された『糖尿病予防プログラム』
通常は『耐糖能障害』の人は、毎年6%ぐらいが真性の糖尿病に進行するが、この研究の対象者はハイリスクの人たちばかりなので、何もしなかった人たちは毎年10%ずつ糖尿病になった。ところが、5%〜7%の減量と1日30分のウォーキングを実行した人たちは半分以上も少なかった。
