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目黒雅叙園の華美な日本情緒、お神輿、壺など |

◎ 栃木県民にとって、さらには上京して半年の大学1年生にとって、初めての目黒雅叙園は物珍しくもあり、少しの時間は落ち着かず慣れない空間でした。「宇都宮あたりのホテルのレストランと決定的に違うのは、ウェイター・ウェイトレスの振る舞いだね」と子どもが言いました。単に「宇都宮を下に見る」ということではなく、当日の料理メニューの組み合わせや味の良さを抜きに、お客さまサービスに関する社員教育という観点からの感想だったので、「しばらく合っていないうちに、たいそうなことを言うようになったものだ!」と、私は目を丸くして聞きました。

◎ お腹もいっぱいになったので、雅叙園の通路を歩きながら装飾品などを眺め、あくなき日本情緒の追求といった「雅叙園の思想」に触れたように感じました。それは入口の圧倒するような門構えに始まり、芸者さんたちの様子を描い壁一面のレリーフ、目黒のお神輿や大きな壷、ショーケースで輝く器など、人目をはばからずたくさんケータイカメラのシャッターを切りました。ここ数年、日本の伝統芸能である詩吟のお稽古をしていることもあってか、日本情緒に強くひかれるのだ。なお、妻子の言うことには、かえって落ち着かないほどトイレが広く、手洗いの場所に椅子もあって、一見の価値があるらしいが、私は行くタイミングを失い、トイレ見学は次の機会にゆずることにした。


