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良質なものを読むしかない、見るしかない、聴くしかない! |

◎ 若い頃、私はたくさんの本を読みました。ここ数年はまったく読んでいません。定年退職後に、もう一度読もうと楽しみにしていた本も、ほとんど処分してしまいました。カミさんに、「馬に食べさせるほど、あんなにたくさんの本を読んだ割に、まったくと意っていいほど役に立っていないわね」と何度も言われました。たしかに、そうかも知れないのですが、どっこい、お金をかけたこと、貴重な時間をかけたことは、自分を支える財産として心に残っているものなのです。
◎ 映画も同じですね。そして、私は今、詩吟のテープやCDを熱心に聴いています。伴奏の練習もしていますが、何といっても良質の吟詠を繰り返し身体に刻み付けること、それに勝ることはありません。あせらず、耳を鍛える。遠回りのようでも、最良の道だと思っています。自分の心が納得できないものを、人に伝えることはできませんから、まずは良質な吟詠に感動する心を磨くことが大事なのだ、と考えております。
