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『希望の資本論』その19

【169~170ページ】

佐藤 私は、官僚に巨大な椛力を握らせると、かつてのソ連や東ドイツ、ナチス・ドイツのようになる危険があると心配しています。

ピケティ 佐藤さんが言うように、超国家的な官僚機構は危険かもしれません。ただ、私の結論はこうです。
巨大な政治共同体を組繊するのは確かに難しいのですが、今日の世界では、小さな政治共同体として生きていくことも難しい。どちらかの困難を選ばなければなりません。
巨大な政治的共同体をつくれる可能性はあります。EUは、政治的な統合をより進めていくべきです。その国だけの利害やナショナリズムを超えて、民主主義がうまく機能するようにモデルチェンジすることはできる。そうすることで、グローバルな金融資本主義を、民主的な手法によって規制できるのです。
欧州の場合、各国の議会をペースにした、新しい形の民主的な議会をつくる必要があります。各国議会の主権をベースにした、欧州議会の主権をつくり出すためです。複雑な作業ではありますが、民主主義をモデルチェンジする手法を繰り返し考え抜くことは、民主主義が再び資本主義をコントロールできるようにするための、たった一つの選択肢なのです。マーケットも民主主義も信じられなければ、何が残るというのでしょうか?
(つづく)
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