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ハムスターの貯金箱 |

◎ 私は、ペットのハムスターなど、鼻にもかけないほど馬鹿にしていたものだが、ほぼ2年以内の寿命がくるたびに、ペットショップで買い求めて、10年以上も飼い続けていると、生活の一部、家族同然の生き物となっている。今は上京している子どもが、一人っ子なので、彼にとっても自分の成長には欠かせない友だったに違いない。

◎ したがって、わが家には自然とハムスター関連の物が増え、この貯金箱も子ども部屋で、留守番役のように子どもの机の上に置かれているのだ。まさか、こんなにも太ったハムスターはいないし、身体の模様を見ないとわからないほどだ。しかし、球体のハムスターは存在し得る。クルリの丸まって眠っているとき、まさに毬藻(まりも)のようになるからだ。
